- STUDIO
- 2022.03.25
計4曲のヴォーカル録音~収録スタジオ・エンジニアのコーディネート業務を担当
今回は音楽レコーディングの現場をご紹介いたします。仕事内容は収録スタジオ・レコーディングエンジニアのコーディネート業務を担当いたしました。常連の某レコードメーカーのディレクターさんからお問合せを頂きました。
最初にお問合せいただいた内容
- 1日目 〇月〇日 ヴォーカルレコーディング(スタジオ・レコーディングエンジニア手配)
- 2日目 〇月〇日 ヴォーカルレコーディング(スタジオ・レコーディングエンジニア手配)
- 3日目 〇月〇日 ヴォーカルレコーディング(スタジオ・レコーディングエンジニア手配)
- 4日目 〇月〇日 ヴォーカルレコーディング(スタジオ・レコーディングエンジニア手配)
- TD(トラックダウン)を〇月○日までに終了、マスター納品。
以上、計4曲分の発注を頂きました。
レコーディングスタジオ・エンジニア調整からTDマスター納品までの流れ
まずは弊社MIT STUDIOとエンジニアのスケジュールを調整します。すでに仮押さえをいただいているお客様に、その日が決定かを確認し、弊社がキープ出来ないところは外部スタジオを手配いたしました。弊社エンジニアがスケジュール的に難しい場合も、外部のエンジニアを手配いたします。
エンジニアは無事調整できましたが、1日目のMIT STUDIOが空かなかったため、外部スタジオを手配いたしました。今回は弊社エンジニアを連れてStudio Form様にお邪魔してきました。
レコーディング中の様々な変更やご要望にも対応
無事にヴォーカルレコーディングを終え、EDITを進めていたところ、1曲だけドラム、ベースを録ろうという話になった為、新たに楽器を録れるスタジオを手配することになりました。MIT STUDIO 第1スタジオが空いていればよかったのですが、難しい日程だったためこちらも外部スタジオを私の方で手配いたしました。楽器レコーディングはサウンドインスタジオにお邪魔してきました。
さらに、弊社エンジニアの調整も難しかったため、色々な案件でお世話になっているミキサーズラボの高西さんに、この日のレコーディングエンジニアを依頼しました。無事レコーディングを終え、データを弊社エンジニアに共有します。
MIXに関しては、弊社エンジニアたちなら任せてもいいというディレクターさんからのオーダーだったため、スケジュール的に1曲・3曲を別スタッフという割り振りで楽曲を担当いたしました。
ディレクターさんに、各作家さんのスケジュールを調整していただき、ハマりそうなところで、それぞれのTD(トラックダウン)チェック日を相談していきます。作家さんが楽曲によって違ったため、1日1曲計4日間を調整いたしました。
今回の楽曲でのTD(トラックダウン)の流れ
エンジニア最終調整(1時間~2時間)
↓
作家さんチェック
↓
ディレクターチェック
↓
アーティストチェック
エンジニアがMIXした楽曲を、作家さんやディレクターさんが確認し、作家さん達の意向を反映するため、合間でエンジニアが修正作業をします。案件や納期により全く違う流れになりますが、基本的にはこのような流れが多いです。
各曲TDを終え、マスターデータをディレクターさんに納品してMIT STUDIOの仕事は終了です。「無事、納期内で終えられ良いものが出来た」と、ディレクターさんからお言葉を頂戴いたしました。曲数も多かったためタイトなスケジュールでしたが、比較的予算も抑えつつ納品まで進められました。
お客様のご要望にお応えいたします!
MIT STUDIOでやることをメインに置きつつ、その場その場で判断し、最適な方法且つ、お客様大優先でコーディネートいたします!例えば「レコーディングスタジオは新宿近辺がいいけど、エンジニアを探している」などの問合せも多くございます。レコーディングスタジオやエンジニアをお探しの方、まずは私までお問合せください!
今回は音楽レコーディングをご紹介いたしましたが、ナレーション収録や効果音など音にまつわることであれば、全てコーディネート対応範囲でございます。以上 営業の重田がお送りいたしました。何かお困りのことがございましたが、ご相談お待ち申し上げております!!
関連リンク:WEBCMのナレーション収録(MA)業務のご紹介~キャスティングから収録・納品に至るまで
著者:重田洸一(営業)