- MIT CREATIVE
- 2022.10.20
ゲーム内音楽の楽曲制作(英詞)~お問合せから納品までの流れ
今回は、某ゲーム内音楽の楽曲制作の流れについて、簡単にですがご紹介いたします。常連のゲーム会社様から、以下のようなお問合せを頂きました。
「今回、英語Voの盛り上がる系の楽曲を作ってほしい」
楽曲制作から納品までの流れ
MIT STUDIOにご発注いただいた内容
- 作詞作曲
- ミュージシャン手配
- スタジオ・エンジニア手配
このようなお問い合わせをLINEで頂きました。最近はLINEでのお問い合わせが非常に多くなってきております。
作曲家の検討
今回は曲先での制作でした(詞先の時もあります)。何度か先方とお打ち合わせをし、方向性を決定いたしました。EDM系を作ってほしいということになったので、今回は弊社の針生が担当することになりました。
関連リンク:針生 将宏
初稿で3パターン程度の候補をクライアント様に選定頂き、ブラッシュアップしていきます。今回のスケジュール感は以下のようになりました。
打ち合わせ
↓
初稿(1.5週間後)
↓
2稿(1週間後)
↓
楽曲FIX(1週間後)
案件によりスケジュールが異なると思いますので、上記はあくまで一例としてお考え下さい。アレンジのオーダーによっては、更に数週間延びる場合もございます。もちろん短納期もお引き受けしておりますので、お気軽にご要望をお伝えください。
作詞家・ミュージシャンの手配
外国人のミュージシャンが登録している協力会社様の力をお借りし、作詞を依頼しました。歌い手も同会社にお願いして歌唱サンプルを確認します。その中から3名ほどピックアップし、弊社作家にも確認しつつクライアント様に提出。イメージや曲と合っているかなどを確認してもらいます。作詞のスケジュール感は以下のようになりました。
打ち合わせ
↓
初稿、作詞FIX(1週間後…この時点で仮歌を入れております)
今回は英語歌詞だったこともあり、1発OKでした。一安心です。
本番レコーディングのスケジュール調整
作詞まで終わったら、次は歌い手・スタジオ・エンジニアのスケジュール調整に入ります。外国人シンガーが人気な方だったので、スケジュール調整に苦慮しましたが、作詞が終わってから2週間ほどで無事スタジオ収録をすることが出来ました。
現場で「コーラスの人数感足りないな―」という話になり、作家の針生・濱田がコーラスを足しました。
今回はMIXまでを、弊社音楽エンジニアが担当いたしました。レコーディング後、そのままヴォーカルエディットとMIXをして、当日中に完パケさせ納品となりました。クライアント様にも「いい曲が出来て大変満足した」と、ありがたいお言葉を頂戴いたしました。
ゲーム内だけでなく、「色々なところで使いたいなー」など、様々なご要望を頂け、弊社としてもうれしい限りでございます。このような楽曲制作も、弊社は受注し対応、制作しております。声優・アーティストなどの手配、スタジオ利用、エンジニア派遣など、音にまつわる音響、楽曲制作全般をお受けできますので、何かお困りのことがございましたらMIT STUDIOにお問合せくださいませ。まずはお気軽にご相談ください。
今回は、某ゲーム内音楽の楽曲制作の流れについてのご紹介でした。現場でお会いできることを楽しみにしております。
著者:重田 洸一(営業)