- MIT CREATIVE
- 2025.06.17
新人エディターの業務レポート〜入社後の感想・エディット作業時の心掛けなど
初めまして。2025年5月にエムアイティギャザリングに入社しました、エディターの赤木と申します。前職はポストプロダクションにてMAアシスタントとして勤務しておりました。前職で音声編集をする機会があり、ノイズカットに興味を持ちましたので転職を決意し、現在はMIT STUDIOのスタッフとして働いています。
入社後の感想
エディターの先輩方は皆さん優しく、全員20代で話しやすい環境です。現在エディターは男性3人、女性3人の計6人になります。コロナ禍の際に掲載されたブログでは、勤務時間は11時出勤と記載されておりますが、現在は10時出勤になります。個人的に、10時出勤は朝に余裕を持てますし、帰りも遅くならないため、丁度良い時間と思っております!またスタジオ移転に伴い、一旦地下事務所に寄ることなく、自席に行けるようになりました。
また、現在の業務内容は前職とは違い、収録やMIXは一切行わず、お客様の立ち会いもありません。ご依頼いただいた音声データのリネーム、ノイズカット、台本と音声が合っているかやノイズは無いかなどのチェックを行っています。
実は1番嬉しかったことは、自分のデスクがあることです。1人の時間が好きな私にとっては自分のデスクは落ち着ける環境ですし、推しのグッズを置いたりもできます!!

リネームは台本に書き込むことが多いので、iPadで台本を表示させ、チェックの際は、キーボードの操作のみで完結できるように、PCに台本を表示させるなど上手く使い分けております。現在リネームやチェックが中心ですが、ノイズカットも行っています。
前職にてPro ToolsやRXを使用したエディット経験がありましたので、想像よりも早くエディット業務に参加させていただくことになりました。また、前職ではマウスを使用していましたこともあり、トラックボールでの操作は慣れるまでに時間がかかりました。また、Shuttle Xpressに関しては触ったこともありませんでしたので、毎回手が痛くなりつつも頑張って作業に取り組んでいます。
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エディット作業時に心掛けていること
私はセリフの間や、最後のブレスの残し具合にこだわりを持っております。自分がゲームボイスや、ボイスドラマを聞く時、ちょっとした息遣いで緊迫した感じや悲しい感じなど、細かい感情を読み取り「今の演技好きだなぁ」と思うことが多々ありますので、演じている声優さんをリスペクトして、演技をころさないエディットを心がけたいと思っております。
現在は生成AIで音声を作成することも可能な時代になりましたが、人が演じることの良さを最大限活かせるエディットができることを目標に、日々精進して参ります。
今回は、新人エディターとしての入社後の感想、現在の作業環境、作業時の心掛けなどをご紹介させていただきました。エディター業務に興味があり、一緒に働きたい!と考えてくださっている方々の、ご参考になりましたら幸いです。そして何か音でお困りの際は、ぜひMIT STUDIOまでご相談・お問合せ下さい。
著者:赤木那衣(エディター)