- STUDIO
- 2022.11.23
新人エディターの業務レポート〜1日の作業の流れをご紹介
初めまして。この度2022年5月に入社いたしました、エディターの齋藤と申します。中途採用での入社となりましたが、前職は都内のポストプロダクションで、MAアシスタントの仕事をしておりました。主に、TVCMやTV番組、企業VP(ビデオパッケージ)等の、MA現場を経験することが多かったのですが、ゲーム音声の収録現場や、整音作業などにも何度か携わる機会がありましたので、エディターの仕事には以前から興味を持っており、この度転職をいたしました。
今回はエディターの1日のご紹介と、入社して半年が経過しましたので、感想などをお伝えしたいと思います。もし、MIT STUDIOのエディターになったらこんな感じ!という雰囲気が伝わると嬉しいです。
朝(始業前)
エムアイティギャザリングの定時は10時からですが、エディターは現在時差出勤をしていて、全員11時出社となっています。基本的に出社時間は変動しません。地下2階の事務所に立ち寄った後、作業場に向かいます。ちなみに事務所前の、このロビーは温かい雰囲気で、個人的にとても好きな場所です。お立ち寄りの際はぜひご活用ください。
エディターはバックヤードと呼ばれる部屋で、ノートPCを使い作業をしています。作業場の雰囲気はこのような感じです。
当ビルの4Fにあるのですが、とても静かな場所で集中して仕事に取り組むことができます。具体的な仕事内容、作業環境や使用機材等については、こちらをご覧ください。
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作業開始
エディターの仕事では、お客様の立ち会いが無く、個人作業がメインになります。音声編集以外の、重要な細々した作業ももちろんありますが、基本的に1日中PCに向かって、ひたすらノイズカットをしています。トラックボールやシャトルをずっと動かしている状態なので、手を痛めてしまわないよう気を付けています。私は最初強ばりながら操作していたので、すぐ疲れてしまっていたのですが、操作に慣れて力加減が分かってくると、長時間の編集もこなせるようになってきました。
また、ヘッドホンを付けての作業になるので、定期的に耳を休ませることも大事です。私たちは業界標準のSONY MDR-900STを使用していますが、極力耳が痛くならないようこちらのイヤーパッドに付け替えています。900ST付属のものより厚みがあり、ふかふかで柔らかく、とても快適です。おすすめです。
関連リンク :エディターおすすめのヘッドフォンイヤーパッド『YAXI stPAD』
食事休憩
個人作業の利点ですが、休憩は自分の好きなタイミングで取ることができます。時間が合えば、先輩たちと外へわいわいご飯を食べに行くこともあります。会社のすぐ近くには、セブンイレブンとファミリーマートがあるので、朝に飲み物を買いたいとき、ちょっと一息つきたいときに、サッと寄ることができてとても便利です!私はよく午後のお供にカフェラテを買ってしまいます・・・。美味しいです。
作業終了
データのバックアップや、翌日納品するものなどの確認を行い、リーダーの方々と今後のスケジュールを決めていきます。弊社はゲーム音声のキャスティングから収録、編集まで全て担当している作品も沢山ありますので、スタジオ業務をしているエンジニアの方々とデータのやり取りをすることも多いです。
2022年11月現在エディターは3人体制で作業を分担
作業量は、各案件の納期に間に合うようペース配分をしていくので、忙しくなる時期もありますが、全員で協力しながら日々スケジュールをこなしています。MIT STUDIOは同年代の若手スタッフが多く、先輩方も優秀な方ばかりで、刺激を受けている毎日です。ノイズカット作業は思った以上に奥が深く、自分自身まだまだ課題も多いのですが、毎日音と向き合って奮闘しています!
エディターは個人作業の仕事になりますので、誰かのアシスタントやサポートから始まるわけではなく、一人一人がそれぞれ責任を持って1ファイルずつ編集していくことになります。身近なスマホゲームや、有名タイトルも多数手掛けていますので、自分が担当した音声が、実際にゲームに実装されたときは感動しました。
2022年11月現在は、3人体制で作業を分担しています。気軽に話しかけてもらえるような雰囲気作りを心掛けているので、分からないところはすぐに聞き合い、教え合って皆で成長していけるようなチームを目指しています。この記事にてお問い合わせを検討されているお客様、また我々と一緒に働きたい!と考えてくださっている方々の参考になりましたら幸いです。ぜひお気軽にお問い合わせお待ちしています。
著者:齋藤和奏(エディター)