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  • MIT CREATIVE
  • 2021.05.14

効果音の作成方法をご紹介~ソフトシンセを利用したゲーム効果音

今回は、弊社ライブラリや生音収録ではなく、シンセサイザーを使った効果音作成方法をご紹介致します。

関連リンク:効果音の作成方法をご紹介~CM・VP・ゲームの効果音作成承ります

エムアイティギャザリングではテレビCM、ラジオCM、企業VP(ビデオパッケージ)、ゲームなどの楽曲制作や、選曲、効果音制作まで、音に関わる様々な業務を幅広く行っており、最近ではゲームの効果音制作に携わることが多く、ゲーム効果音にも、色々な種類があるのですが、現実にはない音(例えば魔法の音、UI系の音)を制作するケースがあります。

ソフトシンセ~XFER RECORDS『SERUM』

今回使用しているのは、XFER RECORDSというメーカーの『SERUM』というソフト音源です。EDM曲で頻繁に使用されており、最近では業界の定番の音源となりつつあります。WavetableシンセはVAシンセと比べて音の変化が得意で、SERUMは非常にクリーンなオシレーター持っています。

他のWavetableシンセでは、高い負荷のかかる高品質な設定で-36~-60dBで演奏すると不要なトーン/周波数といったノイズが混入してしまう、あるいは多くの場合、最も高い可聴周波数を減衰させてしまうなどの傾向がありますが、SERUMは、オシレータはネイティブ・モード(デフォルト)再生で動作し、超高精度のリサンプリングにより、ノイズが非常に少なくなるよう設計されています。

関連リンク:XFER RECORDS「SERUM」

効果音作成例

今回は「キュピーン」「シャキーン」「キュイン」みたいな音を作ってみます。まずはデフォルトの音をお聞きください。

ここからまずはエンベローブで変化させていきましょう。

次に「キュピーン」「キュイン」というのはキーを急激に変化させて聞こえるので、LFOを使ってキーの変化を与えます。

まだ元の音程が低いのでキーをあげます。多く上げると「ピキーン」みたいな音になります。

「キュピーン」「キュイン」みたいな音になってきましたね。ここからはオシレータを追加、UNISON値を設定、DETUNEして音を厚くすることもできますし、コンプレッサーやリバーブもかけることも出来ます。ちょっとだけ微調整して今回できたのがこんな感じです。

更に詰めていくことになるわけですが、シンセの音を足したり、収録した音に重ねたりなど、ここからは様々な組み合わせを行い作成していきます。ほんの一例のご紹介でしたが、他にも以前ご紹介した、whoosh系の音や、UIの「ピッ」「ポン」みたいな短い音も簡単に作成出来ます。

関連リンク:【使用音源紹介】Whoosh fx ~BGMや風切音などの効果音制作時に使用

今回は、SERUMを利用して効果音作成しましたが、世の中には数多くのシンセサイザーがあり、作り方は無限にあります。映画、アニメ、ゲームなど観ていると、この音どうやって作ったんだろう、シンセで作れそうだななどと、日々聞いて考えてみると面白いです。

エムアイティギャザリングでは、このような効果音制作以外にも、オリジナル楽曲制作、BGM、選曲など、様々な音に関わる業務を行っておりますので、CM、ゲーム、VP(ビデオパッケージ)、ドラマCDなどで必要な効果音や曲が必要な場合や、「見つからない」「どこに頼めばいいかわからない」など、お困りの際は、ぜひとも弊社にお問い合わせいただけますと幸いです。

著者:廣澤 拓郎(サウンドクリエイター)

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