- MIT CREATIVE
- 2020.09.11
ピアノ音源『SYNTHOGY / Ivory II Grand Pianos』~特徴や使い方について
MIT CREATIVEではオリジナル楽曲制作、BGM、選曲、効果音制作など様々な音に関わる業務を行っております。
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ピアノ音源「SYNTHOGY / Ivory II Grand Pianos」
今回、普段私が仕事でよく使っているピアノ音源「SYNTHOGY ( シンソジー ) / Ivory II Grand Pianos」に関して紹介させて頂きます。
三台の有名ブランドグランドピアノ収録
Ivory Grand Pianos IIには、以下の3台のグランドピアノが収録されています。
- Bosendorfer 290 Imperial Grand (ベーゼンドルファー)
- German Steinway D 9 Concert Grand (スタインウェイ)
- Yamaha C7 Grand (ヤマハ)
リアルな音を求めた構造とユニークな点
私がこのピアノを気に入っている部分は音がリアルに近いだけでなく、サスティンペダル(足でペダルを踏んでいる間に、押した鍵盤の音をペダルを離すまで伸ばす機能)を踏んだ際、起こるノイズの音や、鍵盤を叩いた時のタッチのノイズの音量をパラメータでミックスすることができ、より臨場感があるピアノを再現することができます。
また演奏者側の聞こえ方と観客側の聞こえ方もStereo Perspectiveというつまみで選択する事ができます。Synth Layerのスイッチをonにするとピアノの音とSynth Padの音を同時に混ぜることもできます。(ピアノの音を無くして、Synth Padだけの音にすることも可能です。)
このようにパラメータをいじれば色んな使い方ができるのが面白い点です。
豊富なEffects
Ivory Grand Pianos IIにはEQ(イコライザー)やchorus(コーラス)、Ambience(アンビエンス)を調節できるパラメータもあり、自分好みの音に仕上げる事ができます。
このように音源では様々な設定ができ、よりリアルなピアノの音を表現できますが、やはり生録音には劣ってしまいます。
MIT STUDIOではグランドピアノ「Steinway&Sons B-211」を所持しております。ピアノ音源からピアノを生っぽく差し替えたい、試しに音をスタジオで聞いてみたいなどぜひ、お問い合わせ下さい。料金表なども下記過去ブログに記載されていますので、ご覧下さい。
関連リンク:グランドピアノ~スタインウェイ Steinway&Sons B-211@STUDIO1(1st)~YAMAHA CSから入れ替えました
エムアイティギャザリングでは作曲・編曲、レコーディング、mix、プレスなど一連の行程をまとめて行うことができます。オリジナル楽曲制作・編曲、BGM、ジングル、効果音など何か音の事でお困りの方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
著者:濱田幹浩(サウンドクリエイター)