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  • 2026.09.16

新人MAエンジニアの1日~現場を支える仕事の流れをご紹介

初めまして!2026年4月にMIT STUDIOへ入社いたしました、MAエンジニアの西村と申します。私は専門学校で、主にMA編集やフォーリー(映像に合わせて足音や衣擦れなどの効果音)を学んでいましたが、ボイス収録やナレーション収録は、入社して初めて経験しました。

入社後は先輩方にご指導いただきながら、日々知識や技術を身につけています。今回は、新人である私がどのような1日を過ごしているかをご紹介します。

1.スタジオ準備

まずは、スタジオの清掃から始まります。その後、マイクや機材のセッティング、回線の確認、使用するデータの準備などを行い、収録が円滑に進むよう事前準備を進めます。

入社当初は、収録卓やパッチなど専門学校ではあまり触れる機会のなかった機材ばかりで、先輩方に教えていただいたことをメモし、その内容を何度も確認しながら準備を進めていきました。現在でも確認を怠ることはありません。収録が始まってから慌てることのないよう、「準備を丁寧に行うこと」が、円滑な収録につながることを実感しています。

2.収録中

収録中は、テイクや役者さんの言い直し、録り直したデータを記録しながら、ディレクターから要望があった箇所をすぐに再生できるように対応しています。

私が特に難しいと感じているのは、すでに収録されている音声にタイミングを合わせて録音し、その場で編集を行う作業です。波形を見ながら細かく調整していきますが、思いどおりに素早く操作ができず悔しい思いをすることがあります。だからこそ、空いた時間には、操作の練習を繰り返し、少しでも正確で素早い対応ができるよう取り組んでいます。

また、休憩時やマイク調整の際には、役者さんやエンジニアがスムーズにブースを出入りできるようドアの開閉を行うなど、収録が滞りなく進行するようサポートをします。

3.収録後

収録が終わると、まず収録データのバックアップを行います。そして、作業進行リストに当日収録した役者さんのお名前や、担当キャラクター名などを記入し、進行リストの更新をします。このリストは、他のスタッフが見ても現在の進行状況が分かるように管理されており、次の作業を担当するスタッフが、正確に情報を引き継ぐための大切な役割を担っています。その後は機材を片付け、スタジオを次の収録ですぐに使用できる状態へ戻し、電気を消して、扉の鍵をかけたら終了です。

まだまだ分からないことや難しいと感じることはたくさんありますが、その分、新しい発見や学びも多くあります。一つひとつの経験を大切にしながら、安心して収録を任せていただけるMAエンジニアを目指して成長していきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。入社前は「収録」と聞くと、録音が中心の仕事だと思っていましたが、実際には準備や情報共有、収録後の片付けまで、一つひとつの積み重ねが収録を支えていることを現場で学びました。この記事が、MAエンジニアを目指している方や音響業界に興味をお持ちの方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

著者:西村明穂(MAエンジニア)

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