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  • MIT CREATIVE
  • 2026.08.03

Plugin Alliance「Noveltech Character」の使い方~ボーカルや楽器に自然な存在感を加えるミックスプラグイン

MIT CREATIVEは、テレビやラジオCM、ゲーム、遊技機、企業VP(ビデオパッケージ)などの音楽・効果音を制作する部署です。今回は、Plugin Allianceが取り扱うプラグイン「Noveltech Character」についてご紹介させていただきます。

Noveltech Character

ミックス作業をしていると「EQで持ち上げると耳に痛い」、「コンプレッサーをかけると勢いがなくなる」、「もっと前に出したいけれど不自然になってしまう」といった悩みに直面することがあります。そんな時に活躍するのが、Noveltech Characterです。

一見するとシンプルなプラグインですが、通常のEQやコンプレッサーとは異なる独自の処理によって、素材本来のキャラクターを引き出し、音に自然な存在感や厚みを与えてくれます。

Noveltech Characterとは

Noveltech Characterは、音のスペクトルを解析し、その素材に最適な帯域を自動的に強調してくれるオーディオプロセッサーです。一般的なEQでは「3kHzを2dB上げる」、「100Hzを少し削る」といったように周波数を指定して調整しますが、Characterは音源をリアルタイムで解析し、その音にとって最も効果的な帯域を自動で処理します。

そのため、下記のような効果を得ることができます。

・ボーカルなら抜けが良くなる
・ピアノなら存在感が増す
・ドラムならアタック感が強調される

操作は驚くほどシンプル

Characterは非常にシンプルなインターフェースで、主に調整するのはAmount(Character量)のみです。数多くのノブが並ぶプラグインとは違い、細かな設定を覚える必要がありません。

Amountを少しずつ上げながら、「少し前に出た」、「厚みが増した」、「輪郭がはっきりした」と感じるポイントを探していくだけです。大きくかけ過ぎると不自然になることもありますが、1~3程度の控えめな設定でも十分効果を感じられるケースが多くあります。

まさに「足りない部分を少しだけ補う」という使い方が、このプラグインの魅力です。私は特に、プリセットをよく使います。試しにピアノにこのプラグインをプリセット「03 Piano」をそのまま挿してみたので、違いを聞いてみてください。

Dry

Wet

抜けが良くなり、少し明るいサウンドになったかと思います。ピアノにもよくかけますが、私は以下のような素材でも使うことがあります。

ボーカル

歌声の抜け感を自然に向上させたい時に非常に有効です。EQで高域を持ち上げると歯擦音(サ行)が気になってしまうケースでも、Characterなら耳に痛くなりにくく、前へ出てくる印象を作りやすくなります。

エレキギター・アコースティックギター

コードの輪郭やピッキングのニュアンスが見えやすくなり、他の楽器の中でも埋もれにくくなります。ロックだけでなく、ポップスやアコースティック楽曲にも相性の良いプラグインです。

どんな人に向いている?

Noveltech Characterは、初心者からプロフェッショナルまで幅広くおすすめできます。特にこのような方とは非常に相性が良いプラグインです。

  • EQの調整が苦手な方
  • 短時間で音を仕上げたい方
  • 素材を少し抜けよくキラッとさせたい方

音楽だけではなく、効果音にも使えるかと思います。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

関連リンク:Noveltech Character

MIT CREATIVEでは、作曲・編曲、効果音制作、レコーディング、mix、キャスティングなど、一連の工程をまとめて1度に行うことが可能です。テレビ・ラジオCMの音楽や、ゲーム音楽、遊技機の音楽や効果音、YouTubeのオリジナル楽曲やBGM、タイトルで使用するジングル、サウントロゴ、効果音制作、選曲など幅広く承っていますので、音でお困りの方はぜひお気軽にご相談・お問合せ下さい。

著者:濱田幹浩(サウンドクリエイター)

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