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  • 2026.05.13

【機材紹介】The Fader Control~より繊細なボーカル収録を実現

皆様こんにちは、MIT STUDIOです。弊社のビル前の街路樹もかなり緑が生い茂り、汗も滲み出る気温となってきました。さて、今回は新しく導入した機材「The Fader Control」についてご紹介していきます。

The Fader Control(Fader Volume Controller /Headphone Amp)

関連リンク:Umbrella Company The Fader Control公式サイト

「The Fader Control」は、Umbrella Companyが開発・販売しているフェーダー・ボリューム・コントローラーです。

The Fader Controlは卓上のリスニングポイントに設置

まずは大きさですが幅 74mm 奥行き 230mm 高さ 75mmとなっており、1000mlの牛乳パックを横にしたぐらい、少し長めのテレビリモコンとお伝えすれば想像しやすいかもしれません。重さも1.1kgでかなりずっしりしている印象です。

牛乳パックほどの大きさ

スペック概要

Input/OutputレベルはSSLの卓やNeveのAD/DAコバーターの限界値と同じ+24dBuまで対応しており、よほどの信号が流れない限りは歪まないかなり丈夫な作りになっています。さらに、このフェーダーはMono信号だけでなく、Stereo信号にも対応しておりドラムや弦楽器などの空間用回線にも活用することができます。

リアコネクション(POWERスイッチ・24Vアダプター端子・Input/Output)

MIT STUDIOにおける使用方法

歌唱収録の際にエンジニアがリスニングポイントから動かず、そのまま聞くことのできる自然な位置に設置し、下記の順番で回線を組んだ際に、HAとCompの間にこのThe Fader Controlを組み込みます

Mic(マイク)→HA(ヘッドフォンアンプ)→Comp(コンプレッサー)→Audio Interface(オーディオインターフェース)

そうすることで、HAで増幅された信号をCompに入る前に増減させることができ、Compのかかり具合を調節することができます。よってサビでCompがかかりすぎてしまうことを防ぎ、バラード調の楽曲ではより豊かに歌声の表現を付け加えることができる様になります。

MIT STUDIOのSTUDIO1、STUDIO2には、SSL4000のアナログ卓を運用していますが、他社様のスタジオによっては完全アナログのフェーダーがないところもあります。しかしこのThe Fader Controlを回線に組み込む事で、フェーダーによる精密な操作がどのスタジオでも可能にすることができます。

ご使用の際はお気軽にお問い合わせください

いかがでしたか?今回ご紹介した「The Fader Control」は、レコーディングという繊細な作業において「あと一歩」の表現を可能にしてくれる機材です。こうした細かなこだわりの積み重ねが、最終的にリスナーの心に届く「良い音」に繋がると考えています。

MIT STUDIOでは、このThe Fader Controlも機材リストに含まれておりますので、ご使用したい際にはお気軽にお伝えください。ご相談・お問合せお待ちしております。

著者:冨部泰喜(音楽エンジニア)

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