- STUDIO
- 2025.03.11
無料DAWソフト「Reaper」~拡張機能(スクリプト)のインストール方法について
MIT STUDIOでは、収録や編集作業で使用するDAWソフトは基本的にPro Toolsですが、特定の作業は別のソフトで行うこともあります。その中でも使用率の高い「Reaper」というDAWソフトの機能をご紹介します。Reaperは基本的に無料で使用することのできるDAWとしてかなり優秀です。インストールしてそのままでも使えますが、今回のブログでは、Reaperをさらに快適に作業するための拡張機能(スクリプト)のインストール方法をご紹介します。
関連リンク:Reaper公式サイト
Reaperの拡張機能「SWS-Extention」
Reaperには様々な拡張機能がありますが、「SWS-Extention」をいれるだけでも、かなり便利になりますし、これを前提に作られているスクリプトが多く、Reaperを使いこなすには必須レベルです(MIT STUDIOでは、他のソフトも併用しているのでそこまで使用していませんが・・・)。早速ダウンロードしていきます。

関連リンク:SWS-Extention
機能追加時の注意点
上記サイトから、それぞれのOSに対応したものをダウンロードしてください。後は基本的に起動していくだけで問題ありませんが、1つ注意があります。

2段目の書式ファイル「sws_python.py」と「sws_python64.py」という2つのファイルを「Drag all files into~/Library/Application Support/REAPER/Scripts/if you wish」この通りのフォルダに入れないと正しく起動しません。フォルダの場所はこちらです。

後は再起動すれば、このように拡張の欄が追加されています!!

この拡張のなかには様々なものがありますが、Custom Color視覚的に作業を快適にしてくれますし、LoudnessはひとつずつのファイルのLoudness値を一括で見ることができるので、要所で活躍してくれます。

Loudnessはこのように数値を測定したいファイルを一括で選択して左下のAnalyze selected itemsを押せばずらっと一覧して見ることができます。こちらはファイル順にみることも出来れば、数値順に並び替えることも可能でかなり見やすくなっています!
今回は拡張機能の入れ方をメインに話してきましたが、今後も何かこの機能が良い!といったものがあればご紹介していければと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。お気軽にお問合せお待ちしております。
著者:安居翔貴(MAエンジニア)