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  • MIT CREATIVE
  • 2023.08.31

語学系ナレーターキャスティングのご紹介~ナレーターの候補出しから収録・整音・納品まで

エムアイティギャザリングでは、スタジオ収録作業だけではなく、楽曲制作や、選曲、効果音制作など、音に関わる様々なお仕事をさせて頂いております。今回は、語学系教材を作られているお客様からの依頼で、ナレーターのオーディションから、本収録までを行いましたので、そのプロセスをご紹介させて頂きます。

語学系ナレーション~キャスティング

一次オーディション

一次オーディションは、「声質の確認」がメインなので、プロフィールとボイスサンプルを集めるところから始めます。候補出しにおいては、お客様からのご要望をヒアリングし、予算なども含め、条件に合いそうな方を探していきます。同時に、ナレーター側へも本収録が決まった場合の条件も説明し、出演の意思を確認します。

提出するボイスサンプルは、なるべく本番で収録する内容に近い原稿で、且つクリアな音質で収録されているものが望ましいのですが、ナレーターさんがドンピシャなサンプルをお持ちでない場合は、MIT STUDIOで、ボイスサンプルを収録することもあります。

関連リンク:【ナレーター・声優の方】好まれる&役立つボイスサンプルについて

今回は「40代、男性、落ち着いたトーン」というご希望でしたので、それにど真ん中のサンプルと、バリエーションとして幾つかをプラスし、計6名ほど提出させて頂きました。

二次オーディション

二次オーディションでは、本収録で使用される原稿の一部を読み、収録した音声をお客様に確認してもらいます。一次オーディションを通過された3名のナレーターさんに、MIT STUDIOまで来て頂き、収録環境を揃えるため同じ部屋、同じディレクター、同じエンジニアで収録を行いました。

テスト教材用のナレーションでしたので、イントネーションはもちろん、話す速度、言葉の明瞭さには特に気を付けつつ、収録を進めていきます。今回は収録した音声に差がつかないように、音量や間など軽く整音して、納品させて頂きました。

本番収録

二次オーディションから数カ月経ち、いよいよ本番です。本収録では、お客様含め立ち会われる人数が多かったので、広めのスタジオで収録を行いました。

MIT CREATIVEの事前準備としては、頂いた原稿の確認(読み、てにをは、誤字脱字等)、収録用の縦書き台本の作成、収録日程の調整などを行っています。事前準備を怠ると、収録時間が余計にかかったり、再収録が発生したりと、予期せぬ手間やコストが増えてしまうので、ここはしっかりと準備するように心掛けています。

今回はオーディションを勝ち抜いたベテランのナレーターさんと、(手前味噌で恐縮ですが)優秀なMIT STUDIOスタッフ陣の協力もあって、特にトラブルもなくスムーズに収録を終える事が出来ました。

整音~納品

収録した音声データを、そのままお渡しする事もありますが、今回はノイズ除去や音量、行間の調整、トラック分けなどの整音を行い、納品させて頂きました。

今回は日本人ナレーターの、キャスティングから収録までを行う案件でしたが、外国人ナレーターのキャスティングも可能です。そして音に関わることでしたら様々な案件に携わっておりますので、次回機会があれば楽曲制作ついてご紹介させて頂けたらと思います。

MIT CREATIVEでは、作曲・編曲、効果音制作、レコーディング、mix、キャスティングなど、一連の行程を、ワンストップで行うことが可能です。テレビ・ラジオCMの音楽や、ゲーム音楽、YouTubeのオリジナル楽曲やBGM、ジングル、サウントロゴなど幅広く承っていますので、音でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談・お問合せ下さい。

著者:MIT CREATIVE

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