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  • 2022.01.13

アーティストのレコーディングに参加~収録とミックスで担当エンジニアが異なる場合

みなさま、あけましておめでとうございます!レコーディングエンジニアの金子でございます。本年もよろしくお願いいたします。今回も以前に参加したレコーディングについて書いていきたいと思います!

シティポップ調楽曲のレコーディング

今回の曲調はシティポップのような曲で、ドラムとベースを録音してからエレキギターをダビングするという案件でした。セッティングはこんな感じにしました。

今回のレコーディングには、先日MIT STUDIOで購入したRoyer LabsのR-10をエレキギターのマイクに使用してみました。

関連リンク:Royer Labs R-10オフィシャルサイト

収録とミックスのエンジニアが違う際に気を付けること

今回の案件は、レコーディングを僕が担当させてもらい、ミックスは別のエンジニアさんにお願いするという流れになっていましたので、曲の雰囲気にあったサウンドメイクをしていきつつ、ミックスするエンジニアの方が後々バランスを取りやすいように録音しておく必要があります。

自分でミックスまで担当する際はレコーディングで「ちょっとミスった・・・。(時間の都合などでサウンドを追い込みきれなかった)」時もミックスで調整が出来るのですが、ミックスを担当する別のエンジニアさんに調整をお願いするのは、ご迷惑をかけてしまうので、レコーディングでしっかり頑張っていきたいと思います!

サウンドメイクについて

今回の曲について、全体の音の数もそこまで多くなかったので、どの楽器もタイトなサウンドにしておく方が良いと思ったのですが、後の作業でどうなるかわからないので、ドラムはルームマイクを録音しつつ、バランスはすごく下げ目にしてオンマイク主体でサウンドメイクしました。これが功を奏し、ドラムはいい感じにサウンドメイクができたような気がします。

ベースはNeumannの47fetでナチュラルに太い低域を、AKGのD112で輪郭のある低域を録音し、アンプに行くラインの音を録音し輪郭を出す方向にしました。最初は全てイーブンのバランスでモニターをしていたのですが、もう少しベースラインが聞こえるようにしたいとなったので、こちらも録音のレベルは変えずモニターバランスでラインを大きめにしました。ドラムとベースのレコーディングは順調に終了し、エレキギターのダビングをしていきます。

Royer Labs R-10の使用感レビュー

エレキギターは今回、コントロールルームで演奏しメインブースでアンプを鳴らします。これまでは同社のR-121を使用することが多かったのですが、幅広く周波数を録音できるR-121よりもエレキギターなどで重要な中低域の輪郭がはっきりと録音できる印象で、個人的にマルチマイクでエレキギターを録音する時の音のすみ分けとしてとても良いなと思いました!

関連リンク:宮地楽器 Royer Labs R-10 紹介サイト

というわけで今回も無事レコーディング終了です。完成を楽しみにこれからも頑張ります!最後までご覧いただきありがとうございました。

著者:金子創姿(音楽エンジニア)

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