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  • MIT CREATIVE
  • 2019.10.11

ソフト音源のシンセサイザー Omnisphere2~BGMサンプルや主な特徴・機能をご紹介

サウンドクリエイティブ部はTVやラジオ、ゲーム、VP(ビデオパッケージ)などの音楽や効果音を作っている部署です。 今回は使用している数多くのシンセサイザーの中で、音楽制作にも使え、なおかつ効果音制作にも使える優秀なソフト音源のシンセサイザー、Spectrasonics社 の『Omnisphere2』をご紹介します。

関連リンク:新部署「サウンドクリエイティブ」ではCM、ゲーム等の音楽・効果音制作を承ります!

まずは 簡単に、Omnisphere2のプリセットの音色のみでゲーム音楽風のBGMを制作してみたので、サウンドをお聞き下さい。

Spectrasonics社のOmnisphere2

関連リンク: Omnisphere2製品紹介ページ / Omnisphere2製品ページ(英語)

Omnisphere2の特徴

14,000を超えるサウンドを収録

このシンセのすごい点は、何と言っても膨大なサウンド量です。これひとつあればポップス、ダンス、バラード、などジャンルを幅広くカバーできます。また効果音にも使えるサウンドもたくさん収録されており、ご依頼頂いたゲーム効果音制作でもOmnisphere2の音を混ぜて使用しています。生ドラムのような音源はありませんが、それ以外はとても充実しています。

全58種類のエフェクト

EQ(イコライザー)、comp(コンプレッサー)、ディストーション、フランジャー、リバーブ、ワウなど様々なエフェクトが収録されています。これらを用いることでさらに色んな音作りが可能となります。

Sound Match™機能

この機能はサウンドライブラリーの中から自分が思い描くサウンドを探し出す機能です。膨大なサウンドの中から、選択している音が自分が思うのと近いけどなんか違う。そんな時に似たような音を候補として検出してくれるので、とても便利です。

アルペジエーター機能

Omnisphere2のアルペジエーターは音のスピードや1音1音の、音の長さや強さを簡単に変更できるので、重宝してます。この機能をオンにすると鍵盤を一つタッチするだけで、ユニークな音になったりかっこいい音が出たり触ってるだけで楽しいです。

MACとWindowsどちらも使えて、AU、VST、RTAS/AAXなどのプラグインにも対応しているのも嬉しい点です。Omnisphere2に限らず、spectrasonics社の音源は大変良くできていると思うので、今から音楽制作を始める人やソフト音源の買い足しを考えている方にはとてもオススメです。

ゲーム、TVラジオ、VP(ビデオパッケージ)など、音楽制作や効果音制作でお困りでしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

著者:濱田 幹浩(サウンドクリエイター)

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