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  • MIT CREATIVE
  • 2021.01.28

時代や場所・地域によって変化する『効果音』について

MIT STUDIOでは音響効果という仕事も承っております。その中でも効果音についてお話しようと思います。今回ご説明するのはタイトル通り、『効果音の時代による変化・地域による変化』についてです。

作品の舞台にもよりますが、作品の中でも例えば、昔の再現VTR等、舞台によって効果音は変えていかなければなりません。ここまでご説明すると、何となくピンと来る方もいらっしゃると思います。

時代によって変化する音

電話なんかが良い例になるかと思います。再現VTRなんかも含めて、よく使われるのは黒電話のベル・一般的な家庭にある電話の電子音・携帯電話の電子音、それから最近になると携帯電話の着信音ではなく、バイブレーションの音が使われるようになりました。ボタンを押す音も昔とは違い、スマホのタッチ面を押す音も使われていますね。

このように、特に機械なんかは時代背景によって色々使い分けられています。他にはパソコンのキーボードやマウスのクリック音も舞台が現代の設定なら使われなくなりました。例外としてはキーボードを叩く音等は技術の進化で音が小さくなっていますので、あえて昔のキーボードの音を付ける事もあります。

テレビの砂嵐の音なんかは私自身もホラー演出として使った事はありますが、もうそろそろ通じる人も少なくなってしまったのではないでしょうか。

映像の地域設定による音の変化

このような感じで時代によって変化する効果音の例を上げていきましたが、場所によっても変化する効果音があります。これについては、きちんと調べないと分からない事が多いです。中でも、虫や鳥は場所や地域によって生息していないものもあるので、苦労する点でもあります。

例えばセミです。

私も音響効果という仕事を始めてから知ったのですが、ミーンミーンという鳴き声のミンミンゼミ。このセミは関西の都会にはほとんどいないというのです。関西の都会で一番うるさく鳴いているのはクマゼミという種類です。

ジュワジュワジュワという鳴き声です。関西に住んでおられる方は聞き覚えがあるのではないでしょうか。虫の説明になってしまいましたが、このように生き物はそれぞれ生息地があります。

効果音のライブラリーは海外の音も多いので、虫や鳥の鳴き声なんかは結構使えない物も多いです。個人的にはアクセント辞典があるように、虫や鳥の声辞典なんかもあったらいいなーと考えた事もあります。また時代が変わるにつれて効果音も新しくなっていくと思います。

私たちも今後、時代についていき、良い作品作りを提供できるよう努力してまいります。今後ともMIT STUDIOを宜しくお願い致します。お気軽にお問い合わせください。

著者:田淵健太(EDITOR)

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