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  • STUDIO
  • 2020.12.08

新人レコーディングエンジニアの業務レポート~ボーカルレコーディングのセッティング

以前に引き続き、プロレコーディングスタジオに働き始めた業務レポートを書いていきますが、今回は以前よりも音楽レコーディングのセッティングについて詳しく書いていこうと思います!

関連リンク:新人レコーディングエンジニアの業務レポート~『アシアシ』の仕事をご紹介

ボーカルレコーディング

2020年4月に入社し約半年経過しましたが、MITスタジオではボーカルのレコーディングが多いと感じています。こちらはMIT STUDIO第2スタジオのボーカルブースで実際にボーカルセッティングしたときの写真です。

自分がつくプログラムのセッティングをエンジニアに確認し、マイク・機材を準備します。まず演者さんが歌われる位置を考えマイクを用意します。譜面台は右利きの方が多いので右側に置き、その場合ポップガードは左側からセッティングします。(写真ではポップガードをマイクスタンドにつけるのではなくポップガードを立てるスタンドを別に用意しています。)

スムーズで有意義なレコーディング環境づくり

演者さんがレコーディングブースに入ったらすぐ歌えるようにあらかじめヘッドホンの用意と、CUEBOXは歌っている時にいじれる位置に置き、すぐに座れて歌っている時に邪魔にならない位置に椅子を用意します。いかにお客様がスムーズかつ有意義にレコーディングできる空間を作れるかが重要だと考えています。

ブースの準備ができたら、HA(ヘッドアンプ)やコンプレッサーなどアウトボードへの回線を繋ぎ、ProToolsのセッションの準備に移ります。こちらが準備ができたセッションです。

セッションを作り、データが送られていましたらデータをインポートします。クリックがやテンポマップがデータになかった場合はテンポ検出しクリックを用意します。ここまでできたら曲を一通り聞いてメモリーロケーションを打ち、歌詞にロケートを書いていきます。

CUEBOXにも送るものがいくつかあります。歌録りの場合、ProToolsのセンドから送ることが多いです。必須なものは演者さん本人の単独とクリックです。歌録りの場合、ガイドメロディやガイドボーカルのデータが用意されていることがほとんどです。歌うときの参考になるのでこちらも用意します。CUEBOXはこのようになりました。

2MIXとMasterのつまみはあらかじめ程よい音量まで上げて準備しています!ここまで歌録りのおおまかなセッティングを紹介させていただきました。ブースのセッティングもセッションの用意も一例ですが、毎プログラムごとにこのような準備をしています!

お客様にいかに有意義にスタジオで過ごしてもらえるかを考えながら、エンジニアと連携しつつ自分のやりやすいやり方を見つけ出すのが課題だと思っています。これからもたくさんの方の音楽制作に携わらせていただけるよう頑張ってまいります!

著者:荒谷莉子(音楽エンジニア)

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