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  • 2025.08.05

【2025年6月】三田から東新宿に移転②~エンジニア目線でSTUDIO 1・STUDIO 2をご紹介

こんにちは。音楽エンジニアの荒谷です!2025年8月に入り、MIT STUDIOは東新宿に移転後、全スタジオが無事OPENいたしました!日々、様々なお客様にご利用いただいております。ありがとうございます。私は主に音楽現場のメインスタジオとなる、STUDIO1とSTUDIO2の移転作業に立ち会っていました。そこで今回のブログは、STUDIO1とSTUDIO2についてエンジニア目線でご紹介します。

関連記事:【2025年6月】三田から東新宿に移転~STUDIO A・STUDIO 3をご紹介

STUDIO1とSTUDIO2の特長

「STUDIO1」と「STUDIO2」、どちらも歌、ナレーション収録が主になっていますが、アコースティックギターや、少人数でのブラス、バイオリンなどの楽器収録は可能になっています。MIT STUDIOの音楽エンジニアは、以前の三田(田町)のスタジオや、外部スタジオで、楽器録音のエンジニア、アシスタントの経験も多くあるのでご安心ください。卓は変わらずSSL SL4064G、ラージスピーカーはどちらのスタジオも新調しました。

  • STUDIO1―GENELEC 1238A
  • STUDIO2―ATC SCM 150Pro、ATC Custom Pro 004-15” Fwd(サブウーファー)

STUDIO 1
STUDIO 2
サブウーファー

ニアフィールドは変わらずGENELEC 8341を通常ご用意していますが、GENELEC 1031、YAMAHA NS-10M STUDIOもご用意可能です!

機材ラックの詳細

アウトボード

アウトボードの常設機材は歌録りに特化した機材を常設しています。

アウトボード(上から、AMEK 9098、GML 8200、UREI 1176 Silver、UREI 1178、TUBE-TECH CL1B、TELETRONIX LA-2A、ORBAN MODEL536)

NEVEラック

こちらはNEVEラックです。全chアウトプットTrim付きです。

NEVEラック(左から、NEVE1066、NEVE1073、SHEP1073×2ch)

空間系のアウトボード

こちらは空間系のアウトボードのラックです。

空間系のアウトボード(上から、YAMAHA SPX90Ⅱ、YAMAHA SPX900、YAMAHA REV5、YAMAHA REV7、Roland SDE-3000A×2、Roland SDE-2000、Eventide H-3500)

また、三田のスタジオから引き続き、EMT140ST TUBE、EMT240、AKG BX-20もSTUDIO1、STUDIO2ではご利用いただけます。

EMT140ST TUBE

移転の際に、業者の方にそれぞれ状態をチェックしてもらったところ、EMT240は特に状態が良いとのことでした!個人的には、AKG BX-20を歌のリバーブとして使うのが好みです。実機ならではのリバーブの響きをぜひご体験ください!

これらの常設機材の他にも、たくさんのアウトボードをご用意しているので、各スタジオ内にある機材リストをぜひご確認ください。マイクもダイナミックマイク、コンデンサーマイク、チューブマイク、リボンマイクなど数多くご用意しているので、機材面で困ることはほぼないかと思います。

また、収録ブースの小窓にカーテンがついているので、開閉も自由に可能です。コントロールルーム、収録ブースの調光も細かく設定できます!収録以外にも、2chミックスはもちろん、5.1chミックスにも対応しています。

65インチのモニターを常設している他に、ディレクターデスク、収録ブースにも映像を出せるようにしているので映像を見ながらのミックスチェックや収録も快適に行えます。

ざっとになりますがSTUDIO1とSTUDIO2をご紹介をさせていただきました。今までのお客様、新規のお客様とお会いできることを楽しみに、スタッフ一同励んでおります。今後とも東新宿に移転したMIT STUDIOもよろしくお願いいたします!実際にお越しいただいて見学も可能となっておりますので、ご気軽にご相談・お問合せください。

著者:荒谷 莉子(音楽エンジニア)

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