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  • 2024.04.11

ストリングス研修~より良い音を目指すために様々なマイクセレクトやマイキングを学習

お久しぶりです。音楽エンジニアの荒谷です。今回は以前、マイク紹介ブログで少し触れた、ストリングス研修(レコーディング研修)について、ご紹介いたします。

関連リンク:【新規導入】真空管マイクGolden Age Project『GA ELA M 251E』

MIT STUDIOは年齢層が若く経験を積めるチャンスの多い現場

2024年現在、MIT STUDIOの音楽エンジニアは全員20代と、他スタジオに比べて年齢層が若く、現場でアシスタントやエンジニアをやりながら、レコーディングについて日々勉強中です。他のスタジオのエンジニアさんの音や作業を見て学んだり、録り音や、マイキング、ミキシングについては、ありがたいことに、直接アドバイスをいただく機会が沢山あります。

年齢層が若い分、レコーディングエンジニア全員にチャンスが回ってくる機会がとても多く、私の場合は、アシスタントの経験を積んだ後、最初は歌録りのエンジニアから始まり、今ではストリングスやアコースティックギター、和楽器などのダビング、最近ではドラムレコーディングをやらせていただきました!どの現場でも「自分が今持っている最大限の力を出す」という気持ちで挑んでいますが、特にオケダビングとなると、まだまだ勉強中です。

昨年度よりスタッフ内でレコーディング研修を開始

ストリングス研修を行った際の模様

プロユースのレコーディングスタジオのエンジニアとして、当スタジオにある機材の特色は知っておくべきということで、昨年度からスタッフ内でレコーディング研修を行っています。スタジオの空き時間に行っているため、それほど実施回数は多くないものの、先日のストリング研修では、スタッフ一同でマイクの特色やマイキングについて勉強をしました。

ストリング研修の概要

研修のセッティングリスト

ストリングスはカルテット(ヴァイオリン1st1名、ヴァイオリン2nd1名、ヴィオラ1名、チェロ1名)の編成で、音楽エンジニア3名、クリエイター2名。MAエンジニアも見学で5名ほど参加しました。研修中は、自分たちが試してみたいセッティングを始め、他スタジオのエンジニアさんのマイクセレクトやマイキングなども試しました。マイクを立てる場所によってかなり響きが変わり、

「この位置に立てるマイクはこんな意味があるんだ!」
「この位置に立てた時の音が自分の好み」

など、エンジニア同士で意見を交換し合いました。オンマイク、オフマイクのレベル感がどのくらいなのかも、とても勉強になりました。

また、昨年から導入したGolden Age Projectの「ELA M 251E」を、Amb1に使用した「B&K4006」と交換して立ててみました。ふくよかで艶のある音をしており、歌録りでよく使うSONYの「C-800G」よりゲインが2~3dbほど低いため、楽器のレコーディングにも使用しやすいマイクだと実感しました。

関連リンク:無指向性マイク『Bruel & Kjaer model 4006』~用途や特性や『QTC40』との違いについて

他にもアンビエンスマイクの指向性やオンマイクの高さを変えたり、時間が許す限り様々なことを試しました。レコーディング研修後にアシスタントとして現場に入ると、今までとは現場の見方が変わってきました。

「この位置に立てるとこんな音になるんだ」
「このマイクとこのHAの音が好み」
「オンマイクとオフマイクのバランスはこのくらいなんだ」

など、自分の視野が広がり発見が増え、さらにレコーディングの現場が楽しくなりました!

MIT STUDIOではスタッフ一同、良い音を求め日々試行錯誤しています。お気軽にご相談・お問合せお待ちしております!

著者:荒谷 莉子(音楽エンジニア)

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