TOP > TOPICS(更新記事一覧) > STUDIO > 新人MAエンジニアの業務レポート~事務作業について
  • STUDIO
  • 2023.07.12

新人MAエンジニアの業務レポート~事務作業について

初めまして、2023年4月に、MIT STUDIO入社致しました、MAエンジニアの鈴木(瑞)と、申します。毎日新しく覚える事が沢山あり大変ですが、楽しい日々を過ごしております。また最近暑くなってきましたので、皆様もこまめに水分補給をし、熱中症に気をつけてお過ごしください。

新人MAエンジニアの事務作業とは

今回は、新人MAエンジニアが収録アシスタント以外に「何をしているのか」を、ご紹介致します。一般的に事務作業と聞くと、請求書などの伝票処理を思い浮かべる人がほとんどだと思いますが、私たち新人MAエンジニアが行っている事務作業は、それだけではなく少し異なります。

波形

ラウドネス調整

音量を下げるほど低音、高音を増強する事で、平坦な聴感を得る音の補正のことを『ラウドネス調整』といいます。

大体は纏めて音量を整えることが多いのですが、たまに1個ずつ調整しなければならない時があります。1つ1つに適正の数値が決められており、全て手打ちで作業します。手打ちですので、ミスがないか確認をしながらも、早く作業する事が意外と難しく、少し苦戦をしましたが、今では早く作業ができるようになりました。

吐き出し

音声ファイルを作る際に、セリフを1つずつに分けて吐き出す作業です。音声を確認する時や、リネームをする際に、分かりやすくする為に「吐き出す前にキャラ+連番」を名前につけて、吐き出すようにします。そうすることにより、吐き出したファイルが見やすくなり、作業が早く進めることがでる、とても重要な作業です。

リネームを効率的に進める為のCSV.ODS作成

リネーム作業を円滑に進める為、収録前に作成する事が多いです。Excel台本を、作成するキャラの部分のみコピーして、OpenOfficeというアプリに貼り付けます。連番と連番+IDを合わせた変換後の欄を作り、順番になるように記入していきます。書き出す際にODSとCSVの2つのファイル形式で書き出します。

私は学生時代にExcelを使用していなかったため、論理式等分かりませんでしたが、今では自分なりに効率的にできるやり方を見つけ、スムーズに行う事ができるようになりました。

関連リンク:新人MAエンジニアの業務レポート~収録や録音スタジオ外の業務について

翌日の準備

次の日収録現場がある場合は、事前に台本のチェックやsampleの確認を行います。

案件によって使用するマイク、卓のセッティングが違い、私達新人はまだ分からない事が多いので引き継ぎ内容を確認し、分からない所があれば事前に先輩方に教えて頂きます。また、映像を使用する場合や、リモートを使った収録があるのかどうか確認するなど、収録に万全な状態にし、明日の収録に挑みます。

いかがだったでしょうか?いち早く1人前のエンジニアになれるよう、日々精進してまいります。MAエンジニアを目指す方々にとって、少しでも参考にしていただければ幸いです!

著者:鈴木 瑞(MAエンジニア)

TOPICS一覧に戻る

topへ戻る