TOP > TOPICS(更新記事一覧) > STUDIO > 社内メンテナンス導入~コンソールや使用頻度の少ない機材状態をより良好に
  • STUDIO
  • 2023.07.05

社内メンテナンス導入~コンソールや使用頻度の少ない機材状態をより良好に

過去にもスタジオメンテナンスについての記事がありますが、MIT STUDIO(音楽スタジオ STUDIO1、STUDIO2)では、外部の業者さんに来ていただいて行う『定期メンテナンス』以外に、『社内メンテナンス』を2023年4月から導入しています。

関連リンク:STUDIO1(1st)の定期メンテナンス~機材の修理やクリーニングなど

外部企業と共に行っている定期メンテナンスでは、フェーダークリーニングやマイクの在庫チェック、その他修理に出していた機材や、不調機材の確認・修理などを主に行っており、これだけでも1日がかりの作業になります。定期的なメンテナンスだけではなく、もっと「SSL(Solid State Logic)4000Gコンソール」や、「普段使用する頻度が少ない機材」もメンテナンスを行った方が良いのでは、という話から、社内メンテナンスを取り入れる運びになりました。

弊社スタッフは急な機材トラブルにも素早く対処が可能

社内メンテナンスでは、まずSSL4000Gモジュールの各スイッチのガリ取りを行っています。普段使う頻度が多いモジュールはガリ・ノイズが少ないですが、使う頻度が少ないモジュールは定期的に音を通さないと、埃やサビなどが原因でガリ・ノイズが出てしまいます。

レコーディング等で、急遽使うことになったとしても正常に使えるように、64ch全てのモジュールに、1chずつ信号を流しガリ取りを行っています。この際に、「EQスイッチをONにするとレベルが下がる」、「モニターレベルが他のモジュールより小さい」など、他の不調にも事前に気づくことができ、よりSSL4000Gの状態が良くなったと感じています。

MIT STUDIOでは、メンテナンス等で機材の不調があった際には原因まで特定するので、実際にモジュールのカード交換などもスタジオスタッフで行っております。新人アシスタントエンジニアの時から、こういった作業を日々、行なっていることもあり、もし現場中にSSL4000Gの不調があっても、原因がいくつか思い浮かぶので、その場で対応や処置ができることがほとんどです!

ヴィンテージ機材・その他のメンテナンス

またSTUDIO1、STUDIO2には、ヴィンテージ機材が常設機材として多く置いてあります。これらの機材も社内メンテナンス時に電源を入れ、音を通し、正常に作用するか確認するようにしています。昨今、プラグインでも多くの種類や機能がありますが、実際にアナログ機材に音を通してみると、実機の良さも多くあります。レコーディングの時はもちろん、ミックス時にもぜひご利用ください!

その他にも、マイクが正常かのチェックや、パッチケーブルの清掃なども行なっています。今年度は新入社員が多く入社したこともあり、社内メンテナンスの際に、普段使う頻度の少ない機材にも触れることができるので、使用方法や音の特徴なども知れる良い機会にもなっています。

このようにMIT STUDIOではお客様に気持ちよくスタジオをご利用いただけるように、スタジオメンテナンスも抜かりなく行なっています。この機材使ってみたい!など、当日でも機材が空いていれば対応可能です。ぜひお問合せお待ちしております。

関連リンク

著者:荒谷 莉子(音楽エンジニア)

TOPICS一覧に戻る

topへ戻る