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  • 2020.08.27

音響効果の音加工について〜音楽の終わらせ方

MIT STUDIOでは音響効果のお仕事もお受けさせて頂いております。以前、ブログでご紹介しましたが、その作業の一環で音楽の編集もしています。今回はその中でも、「音楽の終わらせ方」にスポットを当ててご紹介しようと思います。

関連リンク:音響効果の音加工について~映像に付ける音はシチュエーションが重要

まずご説明させて頂きますと、テレビ番組でもラジオドラマでも音響効果という仕事の中には選曲という作業があります。ちなみにですが、MIT STUDIOでは選曲以外に一から曲を作り上げる作曲のお仕事もお受けしております!

関連リンク:MIT CREATIVE

楽曲の編集手法:「リバーブ」「カットアウト」

さて、話を戻します。音響効果のお仕事の多くは、選曲の後、その選んだ曲を編集することがほとんどです。そして、ここで大切になるのが、作品の構成によって音楽の編集も考えないといけないという事です。簡単に言うと、音楽が終わればそのシーンが終わったように感じるのです。曲はここで終わらせたい、もしくは乗り換えたいのに、シーンはまだ続いてるという場合があるのです。

そこでよく使用される手法は、リバーブを飛ばすという手法です。そうすることで曲を終わらせずに先に進むことができます。また、ある言葉をより衝撃的に見せる為曲をブチッと切るカットアウトもよく使用されます。カットアウト直前にリバースシンバル等付け加えて更に衝撃感を増やしたり、一つの曲でもシーンによって様々な編集方法を駆使して作品を作っております。

音楽の終わらせ方

言葉で説明しても何のことやら分かりづらいかと思いますので、どういう事をしているのか少なくはありますが、サンプルをご用意しました。リバーブで飛ばすとどう聞こえるのかですが、まずは編集をしていない終わり方をご覧下さい。

未編集楽曲

音楽の与える印象は大きく、映像にこの曲を付け、この終わり方をするとシーンが終わったように感じますよね。それではリバーブで飛ばしてみましょう。

リバーブを飛ばした楽曲

いかがでしょうか。シーンが終わったというよりも、期待が膨らむと言いますか、次になにかありそうな感じがしませんか?同じシーンでも展開が変わっていく事がありますので、この後は曲を乗り換えたり、セリフを聞かせたり、効果音を付けたりと、また道は様々です。

さて、先程ご紹介しましたカットアウトですが、元の映像やセリフはございませんので分かりにくいかと思います。なので、より衝撃的になるようシンバルをリバース処理したものを付け加えたカットアウトも合わせてご紹介します。まずはノーマルのカットアウトをお聞きください。

ノーマルカットアウト

曲が途切れただけに聞こえますよね。それでも、この直後にセリフが来たり効果音が来たりで、かなり効果的な編集になります。それでは、より分かりやすく、シンバルのリバース処理をしたものを付けてみます。

カットアウト(シンバルのリバース処理)

いかがでしょうか。こちらはもはやセリフや効果音がなくとも衝撃的に聞こえませんか?このような感じで、音響効果は音の効果を追求し、様々な手法を駆使して、作品をより良いものに仕上げていくお手伝いをさせて頂いております。

このブログを見て、興味を持っていただけたらありがたいです。是非お問い合わせお待ちしております。

著者:田淵健太(EDITOR)

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