2023年に続き、今年もMIT ARTISTで行っている『コンサート・イベントオリジナルグッズ企画・販売管理業務』についてご紹介します。当部署では主な業務であるイベント制作や、アーティストマネジメントだけではなく、グッズ企画・制作・販売も自社で行い、業務の幅を広めています。今回は2024年販売グッズを例に挙げながらご紹介致します。

モノだけではないコトの物販ビジネス

昨年弊社のブームは、ライトな値段で何が出るかわからない高揚感を狙った「ランダム商品」でしたが、今年は「コト」の販売に着目。例えば、今年開催した「野村義男 トークLIVE TOUR 2024あなたの街に僕がツアー 〜ギターと一緒にトークLIVE〜」では、野村義男初の2shotチェキ撮影を行いました。モノとして残るだけでなく、本人と至近距離でコミュニケーションをとることができ、ファンの皆様も貴重な機会を楽しんでいたご様子でした。また、THE GOOD-BYEやGALNERYUSでは「アクリルバングルライト」を販売。腕につけて光らせることができ、物品として綺麗なだけでなく、綺麗なライトの景色を作り上げることで一体感を感じることができるため、大変好評でした。

地域別、ジャンル別の販売管理

弊社では、グッズ販売・管理業務のみのご依頼も承っております。実際に大人気メタルバンド「GALNERYUS」の販売管理業務を行っており、幅広いジャンルでグッズ制作を行っています。また、公演回数が多いアーティストさんのグッズ販売では、曜日や季節などの開催時期、場所、動員数などを加味し製造数、販売数のバランスを調整しています。過去の売上データも参考にし、ロスがないグッズ販売を心がけています。そうすることでグッズの希少価値もあがり、購買意欲に繋がります。またジャンルごとに人気の商品は変化します。アイドル色の強いアーティストでは、写真が使われている商品や光り物が人気で、ロックバンドでは利便性よりもアパレルレベルのデザイン性が求められています。弊社もまだまだ模索途中ですが、利益のあるグッズをパターン化するのではなく、様々なグッズ展開でバラエティに富んだ売り場を作ることを心がけています。

グッズ企画、販売管理業務など、ご依頼お待ちしております！

2024年10月20日には野村義男還暦ライブが開催され、こちらのグッズも一から手がけています。今回の目玉商品は未公開の音源が収録されたカセットテープ。相当レアなものになっています！引き続き、常に変わりゆくニーズに寄り添い、新たな可能性を探究していき、より良いグッズ販売を目指して参ります。

著者：鎌田美憂