- MIT CREATIVE
- 2024.06.04
大容量でパワフルなドラム音源~「Superior Drummer 3」をご紹介
MIT CREATIVEでは、WEB/TVCM、企業VP(ビデオパッケージ)、ゲームやYouTube等で使われる、BGM制作や、選曲、効果音制作など、「音」に関わる業務を、幅広く行っております。今回はToonTrackのドラム音源「Superior Drummer 3」 について、ご紹介させていただきます。
関連リンク:toontrackオフィシャルサイト
Superior Drummer3
ドラム音源は他にMODO DrumやBFD3、SSD5、などいくつか所持していますが、「Superior Drummer 3」は、自分での細かい音作りの調整はもちろん可能ですし、プリセットも豊富で音が作りこまれているため、即戦力としても使いやすい音源です。個人的には、ロック系のパワフルな曲に特に合いそうだと感じ、重宝しています。
Superior Drummer3の特徴
約235GB以上の未加工のサウンドライブラリ
前作のSuperior Drummer 2では、19GBのため、SSDの空きが心配になるくらいの、大容量ではありますが、それだけ豊富なライブラリとなっています。
豊富なプリセット
200種類以上のプリセットが用意されており、ロックやポップ、ジャズなど、様々なジャンルに対応できるサウンドを呼び出すことができます。
豊富なGrooves
リズムを考案し、打ち込む作業を省略したい方には、様々なリズムパターンのMIDIを探し出せる「Grooves機能」がおすすめです。ジャンルなどから絞り出すことができるので、とても探しやすく使いやすい機能です。
また、上記のような条件で絞っていくのとは別に、「Tap2Find」という機能があり、これはMIDIキーボードに打ち込みたいリズムを叩くと、それに近いリズムパターンを、自動的に探し出すことができます。
35種類のミキサーエフェクトが搭載
基本的には、どのドラム音源にもついているミキサーですが、実際のドラム収録で発生する、「Bleed」と呼ばれるマイク同士の被りを、調整することができます。
追加の拡張ライブラリもおすすめ
音源に収録されている、ライブラリとは別に、拡張ライブラリも販売されています。欲しいジャンルの音が物足りない、ライブラリを増やしたい、といった方は、既に多くの種類の拡張ライブラリが販売されているので、検討してみてはいかがでしょうか。
Superior Drummerで作成したロックジングル
最後に試しにプリセットを使用して、ロックジングルを作ってみました。使用したプリセットはMetal/Heavy Rockの中にある「Texas Metal」です。
いかがだったでしょうか。MIT CREATIVEでは、今回ご紹介したような音源を利用した楽曲制作も得意ですが、もちろん生楽器のレコーディングも可能です。WEB・TVCM、そしてゲーム等に使用される、BGMやジングル制作など幅広く行っております。「音」にお困りの方は是非、ご相談・お問合せください。
著者:針生将宏(サウンドクリエイター)