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  • 機材紹介
  • 2019.12.17

高感度の無指向性マイク「Earthworks QTC40」

MIT STUDIOではビンテージ機材を多く取り揃えており、様々なレコーディングに対応できるよう環境を整えています。

一見、機材のビンテージというと、ただ古いだけでよくないのでは?という印象を持つ方も多いかと思います。ですがスタジオの録音などの現場では、古い機材は「アンティーク家具」のような立ち位置で、むしろビンテージのものにしか出せない音の質感、サウンドなどが良しとされることがあります。ただ、ビンテージ機材では出せない、現代的な音の質感を求められることももちろんあります。

なのでこの度、より現代的なサウンドに対応していくため新規マイクロフォンを導入いたしました。その名も「Earthworks QTC40」。今回はこの「Earthworks QTC40」についてご紹介いたします!

新規機材「Earthworks QTC40」

QTC40はEarthworksというアメリカのメーカーで製造されている高感度の無指向性マイクロフォンで、3Hz~40kHzの広い周波数帯域を持ち、近接効果もなくノイズも少ないので、楽器に近づけすぎても変に低域がでることなく、限りなく自然なサウンドを再現できます。

周波数特性の図
指向性の図

なんといってもこの見た目!

シャープなフォルムに洗礼されたクリアな銀のボディ!見た目からして「いい音、録れます。」と言っているようにしか思えません。

どんなものの収録に使える?

幅広い楽器の収録に適しており、ドラムのオーバーヘッドマイクとして使用すれば、広い周波数特性でドシッとした腰のある帯域とシンバルなどの高域がバランスよく収録できます。ストリングスのルームマイクにステレオで使用すれば、バイオリンの繊細なタッチからチェロのふくよかな低域まで収録できます。楽器のオンマイクとして使用しても、クリアで臨場感のあるサウンドを演出することができます。

弊社では、ストリングスやドラムのルームマイクで使用されることや、ドラムのオーバーヘッドマイクとして使用される事が多いです。外部のエンジニアの方々からも、

  • 「音がリアルだね。」
  • 「抜けが良くきれいに録れる。」

と言ったお話をよくしていただきます。

私がオススメしたいのはアコースティックギターやピアノのオンマイクとして使用することです。無指向性なので音の抜けが良く、あたかも目の前で楽器がなっているかのようなサウンドを録音することができます。

弊社スタジオ機材の中に「DPA(Bruel&Kjaer) model4006」という無指向性のマイクがありますが、こちらをお使いいただいている方にもオススメです。この「DPA model4006」は周波数特性10Hz~20kHzとなっており、十分広い帯域の収録が可能で、キラキラとした質感のサウンドを演出できますが「Earthworks QTC40」であればよりリアルなサウンドを演出することができます。

皆様からの意見を取り入れより良いスタジオへ!

今回この「Earthworks QTC40」を購入できたのは、ビンテージ機材を多く取り揃えてはいるが、より現代的なサウンドも追及していきたいと言う弊社エンジニアの思いと、外部のエンジニアさん方からの

  • 「この機材があったらいいな。」
  • 「このマイク最近流行っててすごくいいよ!」

などの要望、評判などが多数あったからです。

弊社ではプロユースのレコーディングスタジオとして、これからもビンテージなものも新しい機材も取り揃えていこうと考えております。皆様も要望などありましたら、どんどんお聞かせください!お問い合わせなどはこちらから!よろしくお願いいたします!

著者:金子 創姿(音楽エンジニア)

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