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- 2025.03.08
MIT Artists所属「高野あゆむ・片野翔」出演舞台レポートと今後の舞台出演のお知らせ
2025年3月に入りました。私の春の代名詞である花粉症を発症し苦しんでいたら、数日前に都内で雪が降りました。寒さによるものか、花粉症によるものか、原因不明の鼻の不調と毎日戦っております。私の近況報告から始まりましたが、近況報告繋がりで、私が最近観劇させていただいた、MIT ARTISTSの役者出演舞台の観劇レポートを綴らせていただきます。
高野あゆむ出演~舞台「蒼い季節」
まず先日、2月6日~10日にAir Studioで行われた、ぱすてるからっと×劇団空感演人コラボ公演 舞台「蒼い季節」に弊社から高野あゆむが出演しました。
まず舞台全体として、多くの人が経験のある「高校卒業を控えた最後の高校生活」にスポットを当て、生徒・先生・卒業生それぞれの関係性や、キャラクターを言動の端々から感じることができ、自らの実体験に照らし合わせながら観劇できるため、「こういう先生いたよね!」と共感したり、恋の応援団になったり、舞台の世界観へ没入しやすいお話でした。
また、舞台終盤の展開には驚かされ、あの時の小さな「気づき」が実は重要だった!間違っていなかった!と、観劇後に人と感想を話し合いたくなりました。弊社高野はクレバーな後輩男子役。先輩の女子に片思い中の役柄でした。
渾身のコミュニケーションが大好きな先輩にはあまり刺さらず・・・賢いはずなのに少し不憫な奥手男子のキャラクター性は、男性のお客様に共感を呼んだのか、高野が発した不憫全開のツッコミは、私が見た回一番の笑いが起きておりました。
後々高野に聞いた話ですが、台詞を発さない時の歩き姿・立ち姿にもこだわっており、登場時にポケットに手を入れながら出てみたり、様々な角度から役作りのアプローチをした作品だったようです。
片野翔出演~舞台「さよならオフィーリア」
そして、つい先日まで同じくAir Studio行われておりました、空感演人プロデュース『さよならオフィーリア』に弊社片野翔が出演しておりました。こちらも観劇させていただきました!まず舞台の印象ですが、初めは主人公の先生の家族と周りの人間との心温まる物語なのかと感じてました。
しかし、お話が進むにつれ、「あれ、この2人って・・・」、「この先生なんか・・・」と、心がざらざらするような違和感が沸き上がり、自分だけマジックミラー越しにこの舞台を見ているような、不思議な感覚になりました。舞台中、ずっとこの物語の本質を探していて、最後それがある台詞がきっかけで目の前に出されたとき、ずっと抱いていた違和感を言語化された感覚でした。
片野の役柄は俳優志望の青年。明るくやる気に満ち溢れた好青年に見えて実は人には知られたくない弱みがある、ある意味で等身大な若者でした。好青年な立ち居振る舞いは普段の片野に通じるようなものがあり、自然に観客を舞台に引き込む演技ができていたように感じます。
出演シーンこそ数は多くなかったのですが、私はこの物語においての片野の役柄の立ち位置は「若いころの主人公」の暗示のように見えました。演出家の主人公を尊敬し主人公の「美学」を間近で見てきた人物。そしてこの物語における主人公の結末を見届けた人物。そのことが今後この若者にどう影響してくるのか物語のその先が楽しみになりました。終盤、台詞が無くても存在感が消えない演技に片野自身の成長も感じ、片野のこれからも楽しみになりました。
今後の舞台出演のお知らせ!
こちらは情報解禁されたばかりの最新情報です!空感演人プロデュース「偽りの瞬く星空に」に、MIT Artistsから「高橋琴音」・「和泉ちほ」・「悠月咲良」が出演いたします!公演期間は4月3日~4月7日となっております。
高橋琴音A班、悠月咲良B班、和泉ちほA班・C班
出演となっております。是非、チェックしてみてください。
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著者:結城ひなた(営業・マネージャー)